建築技術革新支援事業の募集概要

建築技術革新支援事業の募集概要

1 応募の流れと手続

(1)応募者には、各対象案件の公募要領に定める応募申請書、新技術概要書、施工実績内訳書等からなる「応募資料」を提出していただきます。

(2)提出された「応募資料」に記載された内容について、学識経験者等で構成される技術審査委員会で審査を行い、性能基準、機能性、先進性、経済性及び施工性で優れた新技術を原則一つ選定します。

(3)選定、非選定の結果は「審査結果通知書」により応募者に通知し、選定された新技術の内容については、応募者と協議の上その概要をホームページで公表します。
また、選定された新技術は、原則として対象施設での設計・工事に採用します。

(4)工事完了後、採用した新技術について、効果の検証及び評価を行った上で、有効性が認められたものについては、基準類へ反映し、都有施設への普及を図ります。

(5)新技術の公募は今後も継続的に実施することとし、新築・改築工事等の設計業務を開始する施設の中から対象施設を抽出していきます。

※本事業における新技術の位置づけ

  • 技術登録を目的としたものではありません。
  • 特定の施設の特性に応じて必要性の高い新技術を公募します。
  • 新技術に選定されても、更なる技術革新等により優位性などが失われた場合には、対象施設での設計・工事に採用しないことがあります。
(事業フロー図)
画像:事業フロー図

2 平成29年度に募集する新技術について

(1)都立府中高等学校改築工事におけるコンクリート面の外壁仕上げに用いる耐候性塗材に関する技術
施設の長寿命化を図るため、優れた耐候性を有するコンクリート面の外壁仕上げ塗材(複層塗材)に関する技術

(2)東京都渋谷合同庁舎(仮称)改築工事における外気の影響を受ける鉄部に用いる耐候性塗料に関する技術
施設の長寿命化を図るため、優れた耐候性を有する外気の影響を受ける外部鋼製建具に用いる塗料に関する技術

(3)東京都渋谷合同庁舎(仮称)改築工事における施工性に優れた給水配管に関する技術
技能労働者が減少することが見込まれている中、求められている品質を確保しつつも現場施工の省力化や各工程の施工期間の短縮が図れる施工性に優れた給水配管に関する技術

3 参加資格要件

応募する新技術を自ら開発し、かつ、それを基にした事業を実施する上で必要な権利及び能力を有する個人又は民間企業を対象にします。なお、開発した新技術の性能を確保するために必要不可欠な技術を保有する者と共同で参加することができます。

その他の要件については、各対象案件の公募要領に定める「公募参加資格要件」を確認してください。

4 平成29年度スケジュール

スケジュールについては、以下のとおりです。

(1)公募期間
平成29年10月10日から平成29年12月1日まで

(2)選定結果の公表
平成30年3月上旬頃(予定)

5 公募要領等のダウンロード

◎公募要領については、こちら
◎事業概要書については、こちら
◎技術条件書については、こちら
◎平成29年度の事業に関する審査基準については、こちら
◎書類様式集(申請書等)については、こちら
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